安田講堂

ニッチな仲間探し

2020年春学期に取っていた授業のレビュー

為念、講師の名前はできるだけふせて、悪評もしないでおこうと思う。A~Cでキツい~楽。以下は全て個人的な見解。悪しからず。


地域統計学I : A
リアルタイム。期末レポート有り。A又先生絶賛の授業。これだけはとって損はない。やや複雑で最初はキツいが慣れてくるとかなり楽しくなってくる。しかもこういったのはニッチな分野だから、あらゆる面で他の人と替えのきかない自分の武器になると思う。

上級英文解釈I(M本先生) : A
課題提示型。授業の日に英文が配布され、1週間後に解答が配布される。予習がキツい分、効果は抜群。先生の解説は英文よりその内容のことの方が多く、21世紀を生きる上で抑えておきたい重要なテーマなどの一般教養に強くなる。英文も精読のいい練習になる。予習はキツイ。

政治学概論(M岡先生) : A
動画+課題提示。数回のキツいレポート課題有り。授業動画は長め。その分内容が濃く、かなり勉強になる。こういった硬い概論は他の興味を引きやすい授業より敬遠されがちだが、教職以外の人もかなり教養をつけられるはず。

教育学A(M原先生) : C
動画+フィードバックのコメント。動画はやや長めが多い印象。毎回動画視聴後に400字程度のフィードバックコメントの提出を求められる。期末もなく課題を出せばいいので楽といえば楽。様々な教育問題について文字通り考えさせられるので、興味がある人は知的好奇心を刺激されるだろう。

社会学概論(P・A先生) : C
動画+フィードバックコメントの提出。動画はやや長め。フィードバックコメントは求められる字数は多くないが、やる気があれば自ずと字数が多くなる。社会学をガッツリ解説というよりは社会学のトピックを幅広く扱う印象。特に先生の専門分野である性のことやジェンダーの講は気合が入っており、勉強になる。

ICT統計解析I(H本先生) : C
パワポスライド+課題提出。Excelの作業中心。パワポの解説を見て、Excelの課題に取り組む。Excelの使い方がおぼつかない人にはかなりいい取っ掛り。やや課題作業に時間がかかる場合があるが、Excelの基本的な操作を学べるので役に立つ。逆に統計解析を普段からやっているような人には退屈な授業になりうる。ちなみに実際の株価をシミュレーションするなど、分析対象は株価を扱う。

日本国憲法(S・M先生) : B
動画+授業後の小テスト。動画の長さは中くらい。授業動画の長さに合わず内容が詰まっており、その分勉強になる。憲法の勉強の重要性を考えればとって損はないと思う。授業後の小テストは数日以内に答える必要があり、授業を理解していないとやや難しい。

アジア史概論A(S・N先生) : C
動画+授業後の小テスト。授業動画は中くらい。期末課題レポートがややテーマが抽象的であるなど少し戸惑った。コッテリ中国史のことをやるので、好きな人は好きだと思う。俺はどちらかというと好き。


道徳教育の理論と実践(Y村先生): B
課題提示型。毎週配布される先生の解説付きの配布資料を読み、自分の意見や考えを元に1ページ分のレポートを書く。毎週あるのでためると辛い。内容自体は道徳教育の歴史やそのあり方が中心で、こちらも勉強になる。今期はオンラインであったが、Y村節は健在。道徳教育とは言うが、結局は人権思想などにも及ぶ。