安田講堂

ニッチな仲間探し

Baby Face(空耳アワーの最後の曲)のカバーで打線組んだ

嗚呼、空耳アワー。「ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわ!」は間違いなく名作だ。さて、空耳アワーのエンディングの曲、"Baby Face"、これは1960年代(たしか)のブライアン・ハイランドのカバーのバージョンである。Baby Faceは元をたどれば1920年代くらいからある古い曲であり、空耳アワーのエンディングのおなじみにBaby Faceはカバーの一つに過ぎない。それこそ、探そうと思えばBaby Faceのカバーは結構な数がある。で、個人的にカバーというものが好きだから、いっそ打線を組んでみた。

 

監督 ブライアン・ハイランド

 

1 中 The Blue Diamonds

2 遊 ウィング&プレイヤー

3 一 ポール・マッカートニー

4 三 リトル・リチャード

5 右 中尾ミエ 

6 二 田代みどり

7 左 尾崎紀世彦

8 捕 山室信一

9 投 Animal House

 

監督 ブライアン・ハイランド

実家のような安心感。親の声よりきいたアウトロ。これなくしてBaby Faceを語れようか。もはや原曲。名将間違いなし。

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1 中 The Blue Diamonds

オランダ発の兄弟ロックデュオ。終始ハモリっぱなしだが、兄弟なだけあって声質が似てて綺麗にハモってる。全体的にオールディーズの良い雰囲気を感じさせる調和の取れたアンサンブル。これは一番最初に人に勧められる部類。まさに切込隊長

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2 遊 ウィング&プレイヤー

ウィング&プレイヤーのディスコカバー。ウィング&プレイヤーが誰なのかは俺も知らない。だが、これはかなりの力作。遊び心に溢れ、コーラスワークもハマってる。欲しい時に欲しいストリングスがくるのはかなり聞いてて楽しいしグッとくる。かなりダンサブルなカバー。Baby Face界の坂本勇人

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 3 一 ポール・マッカートニー

 神様がカバーしているんだからいいに決まっている。ポール・マッカートニーという唯一無二の神だ。ポールが言うことは全て正しく、ポールがそういうなら新型コロナウィルスなんて存在しないし、ポールがいうなら大統領選挙に大規模な不正は行われていたのである。肝心の曲の内容は個人的にはそんなに好きじゃない。

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4 三 リトル・リチャード

名作。ロックンロールの真髄を感じる。ビートルズに影響を与えたリトル・リチャードがカバーしただけのことはある。リトル・リチャードの歌い回しがまたいンだわ。ブラスセクションも力強さを感じる。全体的に陽気さに溢れるこのカバー、助っ人パワーでホームラン王間違いなし。バースの再来。

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5 右 中尾ミエ

中尾ミエの英語カバー。これはいいね。当時の日本音楽界で英語で勝負したところに気概を感じる。ゴージャスな雰囲気のオケに快活な歌声が映える。クリーンナップも打てるカバー。

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6 二 田代みどり

日本語バージョン。日本に輸入したというところでとりあえずここには入れて置いたが、正直好きじゃない。もっといい和訳ないんですか??こんなカバー、当時は日本に溢れていたんだろうな。野球でもこういうようなやつが犠牲フライで1点入るような場面で内野フライ打つし、反撃が期待されるノーアウト一二塁のチャンスでゲッツー打つ。

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7 左 尾崎紀世彦

尾崎紀世彦が歌ってるからスタメン。実際に見てみると尾崎紀世彦はちっとも歌ってない。でもまあ尾崎紀世彦だからいいだろ。別に。

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8 捕 山室信一

包容力のある歌声。ジャズを意識したアレンジ。1960年代の比較的早い方に作られたカバーだが、これも聞けば1発でわかる当時の楽曲の良さが伝わる1曲。

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9 投 Animal House

終始動物の鳴き声を模した意味のない言葉で歌われていて、もはや狂気を感じる。変化球枠。無回転フォークだって投げてそうだしエグい変化量のスライダーだって持ってそうなやつ。セサミストリートのコーナーだったんだか何だか知らないが、ようわからん。

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どうだったかな。なんだか6割くらい偏見かもしれない。ていうか、そもそもなんで俺こんなの書いてるんだ。あーあ。最近あまりいいことがない。